新! 学校報「泉」 アーカイブ
若葉学習会学校報「泉」 第691号 (2025年1月号) 今月の職員随想は鈴木先生
学園ニュース
倉吉校舎の
がんばる仲間を紹介します。
(倉吉校舎)
倉吉校舎では今年も中3対象の「土曜特訓」を開催しました。通常授業時間を延ばして、入試対策、定期テスト対策などを9月中旬から12月中旬まで頑張らさせました。二学期の勉強に悔いを残すな!をモットーに、中3のみなさんはよく頑張ってくれました。この学年は欠席する生徒が本当に少なく、とても真面目な生徒ばかり。冬期講習ではさらにギアを上げて頑張っていきましょう!
(担当 濱)
(担当 濱)
君たち 僕たち①
米子校舎 小学5年
山根 善介 さん
山根 善介 さん
米子校舎小学5年生、山根善助君を紹介します。授業中には積極的に発言をして、休憩時間にも友達と問題を出し合っている姿が印象的な山根君。明るい性格で、いつもクラスを盛り上げてくれます。最近のマイブームはアマプラでドラえもんの映画を見ることで、新旧問わずいろいろな作品を見ているそうです。「わさびさんも好きだけど、自分はのぶ代さん派かな」と語る姿に、彼の熱意を感じました。
そんな山根君の将来の夢は、小学校の先生になることです。学校の先生が教えている姿のかっこよさに憧れて、自分も小学校の先生になりたいと語ってくれました。1年生の頃から変わらず同じ目標を持っているというので驚きです。若葉でも学校でも100点を取りたいという彼の目標も、将来の夢に向けた熱意の現れでしょうか。
もうすぐ最高学年になる山根君。委員長になることが6年生での目標だそうですが、彼の明るさと熱意ならきっと叶うでしょう。彼の元気に負けぬよう、私もよりよい指導に励みたいです。
(担当 荒島)
そんな山根君の将来の夢は、小学校の先生になることです。学校の先生が教えている姿のかっこよさに憧れて、自分も小学校の先生になりたいと語ってくれました。1年生の頃から変わらず同じ目標を持っているというので驚きです。若葉でも学校でも100点を取りたいという彼の目標も、将来の夢に向けた熱意の現れでしょうか。
もうすぐ最高学年になる山根君。委員長になることが6年生での目標だそうですが、彼の明るさと熱意ならきっと叶うでしょう。彼の元気に負けぬよう、私もよりよい指導に励みたいです。
(担当 荒島)
君たち 僕たち②
境港校舎 小学6年
石田 悠真 さん
境港校舎に通っている小学六年生の石田悠真君を先日インタビューしました。その内容を簡単に紹介します。
得意科目は社会と国語。塾に通い始めて、特に国語の読解力が身に付き、成長してきました。学校での成績も好調のようです。また、学校の昼休みには、友だちとけん玉や鬼ごっこなどをして、毎日楽しく過ごしています。
本人曰く自分の短所は、「字が綺麗に書けないこと」らしいのですが、全くそんなことはなく、いつも丁寧に漢字練習をしてくれています。謙虚な所が悠真君らしいですね。
長所は恥ずかしがって教えてくれなかったので、私から簡単に一言。彼の長所は、素直で、誰にでも優しい所。それに加えて、周りを明るくする素敵な笑顔ですね。私が特に好きな所です(笑)
最近楽しかった思い出は大阪のUSJに行ったこと。中でもミニオンの乗り物が一番気に入ったそうです。中学校の修学旅行でも、また行けると良いですね。これからも楽しい思い出を作っていってください。
(担当 古徳)
境港校舎に通っている小学六年生の石田悠真君を先日インタビューしました。その内容を簡単に紹介します。
得意科目は社会と国語。塾に通い始めて、特に国語の読解力が身に付き、成長してきました。学校での成績も好調のようです。また、学校の昼休みには、友だちとけん玉や鬼ごっこなどをして、毎日楽しく過ごしています。
本人曰く自分の短所は、「字が綺麗に書けないこと」らしいのですが、全くそんなことはなく、いつも丁寧に漢字練習をしてくれています。謙虚な所が悠真君らしいですね。
長所は恥ずかしがって教えてくれなかったので、私から簡単に一言。彼の長所は、素直で、誰にでも優しい所。それに加えて、周りを明るくする素敵な笑顔ですね。私が特に好きな所です(笑)
最近楽しかった思い出は大阪のUSJに行ったこと。中でもミニオンの乗り物が一番気に入ったそうです。中学校の修学旅行でも、また行けると良いですね。これからも楽しい思い出を作っていってください。
(担当 古徳)
(世界遺産シリーズ) 氷山の間を泳ぐザトウクジラ イルリサット・グリーンランド
卒業生はいま
地域×学生団体 SAC
代表
水沢 澪 さん
代表
水沢 澪 さん
太陽の日差しが窓から差し込み暖かく照らされている教室。「今日は思い出のこの教室で卒業生の澪音さんにインタビューをしよう」と私は考えました。彼にとっては4年前と変わらない教室の風景のはずです。「さて、今日、澪音さんはどんな表情で来てくれるのか」と私は少しドキドキしていました。でも心配は不要でした。「お久しぶりです」と明るい挨拶で澪音さんは来てくれました。変わらず元気な様子です。
近年、多くの地方都市が過疎化や産業停滞という課題に直面するしています。有り余るエネルギーをもちながら、それを発揮する場所を探している若者がいます。今回紹介する澪音さんは、果敢なチャレンジ精神で若者の力を結集して境港の活性化に取り組んでいます。
澪音さんが代表を努めるSACは、地域社会と若い学生の力を繋ぐ活動をしています。地元の企業の依頼で人材を派遣してイベントを企画・運営したり、地域団体と協力して問題を解決したり、規格外食材を活用してオリジナルラーメンを作成しています。
机の上に両肘を突き出すように身を乗り出し、その瞳を輝かせながら、次々と口から出てくる熱い言葉が止まりません。「若者は社会に貢献したいと思っています。その力を僕はまとめていきたいです!」彼の言葉は生徒がいない教室で、まるで見えない聴衆の前で力強く演説をしているかのようです。澪音さんは、驚くような人たちとの素晴らしい出会いに感謝しながら、さらに明るい未来に視線を向けています。
(担当 永見)
近年、多くの地方都市が過疎化や産業停滞という課題に直面するしています。有り余るエネルギーをもちながら、それを発揮する場所を探している若者がいます。今回紹介する澪音さんは、果敢なチャレンジ精神で若者の力を結集して境港の活性化に取り組んでいます。
澪音さんが代表を努めるSACは、地域社会と若い学生の力を繋ぐ活動をしています。地元の企業の依頼で人材を派遣してイベントを企画・運営したり、地域団体と協力して問題を解決したり、規格外食材を活用してオリジナルラーメンを作成しています。
机の上に両肘を突き出すように身を乗り出し、その瞳を輝かせながら、次々と口から出てくる熱い言葉が止まりません。「若者は社会に貢献したいと思っています。その力を僕はまとめていきたいです!」彼の言葉は生徒がいない教室で、まるで見えない聴衆の前で力強く演説をしているかのようです。澪音さんは、驚くような人たちとの素晴らしい出会いに感謝しながら、さらに明るい未来に視線を向けています。
(担当 永見)
職員随想
箱の中の箱
鈴木 眞也
これを書いているのはまだ12月上旬なのですが、皆様のお目に留まるのは年末か年明けになると思われます。今年一年、大変お世話になりました。よいお年をお迎えください。そして、お正月に読まれている方、あけましておめでとうございます。大晦日の紅白はいかがでしたか。
2024年は本当に暑かったですね。最近ようやく寒さを感じるようになってきましたが、11月になってもまだ暑かったような気がします。ここ一か月くらいで急に気温が下がり、もう雪が降りそうな気配。車のタイヤは先週換えました。今年は週一で江府町まで出かけているので、例年より早めのタイヤ交換です。
江府町の「愛ベルこうふ」までは、片道約四十分の道のり。米子から岸本、溝口を経由する一本道で、思っていたより近いですね。以前、父が水力発電所の建設に関わっていたときに走っていた道とほぼ同じです。40年の時を隔てて、親子で同じ道を走ることになるとは……。
「愛ベルこうふ」は、研修スペースと図書館をいっしょにしたような社会教育施設で、正式には情報・防災センターという名称です。とにかく建物が立派でびっくり。そこでしばらく前から、奥大山江府学園の九年生(中学三年)を対象とした週二回の授業を行っているのですが、今年度からそのうちの一回を担当しています。
江府町ではなく、南部町に紅葉を見に行ったついでに立ち寄った「キナルなんぶ」もすごく立派な施設でした。併設されている博物館施設では、オオサンショウウオの「キナるん」や、法勝寺電車の模型を見ることができます。ヘルマン・ヘッセ『少年の日の思い出』に出てくるのとほぼ同じ、ヤママユの標本も展示されていました。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
江府町にしろ南部町にしろ、郡の違いこそあれ、決して人口は多くないはずです。にもかかわらず、ここまで充実した箱モノを建てることができるのは、何か税制上の特別な仕組みがあるのでしょうか。新しく箱モノを建てるとなると、お金の面でどうしても反対運動が起こりがち。それでもやはり、その自治体の「顔」ですから、新しくてきれいなのに越したことはないですよね。昨年戸籍謄本を取りに立ち寄った鳥取市役所は、まだできてから日が浅かったのか、とてもきれいで好印象でした。
そう、箱モノといえば、2025年には倉吉に鳥取県立美術館がオープンします。これまで鳥取県には、県立博物館はあっても、県立美術館はありませんでした。絵画などの美術品はすべて、博物館内に展示・収蔵されてきたわけですが、この度ようやく独立した美術館ができるわけです。
目玉はアンディ・ウォーホルの『ブリロ・ボックス』。国内では珍しいウォーホルの立体作品です。ただの木でできた箱に何千万も払うなんて馬鹿げている、といった趣旨の苦情が、作品購入時には多数寄せられたと聞いています。でも、学芸員の方ががんばりましたね。その後、批判的な声はあまり聞こえなくなりました。
きっと、「箱」を見るために県外から大勢のお客様がいらっしゃいますよ。「箱」をモチーフにしたミュージアム・グッズを何種類も作って、どんどん売りましょう。砂丘だけじゃない、コナンと鬼太郎だけじゃない、鳥取といえばウォーホル、ウォーホル見るなら鳥取へ。3月末開館予定。楽しみです。
2024年は本当に暑かったですね。最近ようやく寒さを感じるようになってきましたが、11月になってもまだ暑かったような気がします。ここ一か月くらいで急に気温が下がり、もう雪が降りそうな気配。車のタイヤは先週換えました。今年は週一で江府町まで出かけているので、例年より早めのタイヤ交換です。
江府町の「愛ベルこうふ」までは、片道約四十分の道のり。米子から岸本、溝口を経由する一本道で、思っていたより近いですね。以前、父が水力発電所の建設に関わっていたときに走っていた道とほぼ同じです。40年の時を隔てて、親子で同じ道を走ることになるとは……。
「愛ベルこうふ」は、研修スペースと図書館をいっしょにしたような社会教育施設で、正式には情報・防災センターという名称です。とにかく建物が立派でびっくり。そこでしばらく前から、奥大山江府学園の九年生(中学三年)を対象とした週二回の授業を行っているのですが、今年度からそのうちの一回を担当しています。
江府町ではなく、南部町に紅葉を見に行ったついでに立ち寄った「キナルなんぶ」もすごく立派な施設でした。併設されている博物館施設では、オオサンショウウオの「キナるん」や、法勝寺電車の模型を見ることができます。ヘルマン・ヘッセ『少年の日の思い出』に出てくるのとほぼ同じ、ヤママユの標本も展示されていました。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
江府町にしろ南部町にしろ、郡の違いこそあれ、決して人口は多くないはずです。にもかかわらず、ここまで充実した箱モノを建てることができるのは、何か税制上の特別な仕組みがあるのでしょうか。新しく箱モノを建てるとなると、お金の面でどうしても反対運動が起こりがち。それでもやはり、その自治体の「顔」ですから、新しくてきれいなのに越したことはないですよね。昨年戸籍謄本を取りに立ち寄った鳥取市役所は、まだできてから日が浅かったのか、とてもきれいで好印象でした。
そう、箱モノといえば、2025年には倉吉に鳥取県立美術館がオープンします。これまで鳥取県には、県立博物館はあっても、県立美術館はありませんでした。絵画などの美術品はすべて、博物館内に展示・収蔵されてきたわけですが、この度ようやく独立した美術館ができるわけです。
目玉はアンディ・ウォーホルの『ブリロ・ボックス』。国内では珍しいウォーホルの立体作品です。ただの木でできた箱に何千万も払うなんて馬鹿げている、といった趣旨の苦情が、作品購入時には多数寄せられたと聞いています。でも、学芸員の方ががんばりましたね。その後、批判的な声はあまり聞こえなくなりました。
きっと、「箱」を見るために県外から大勢のお客様がいらっしゃいますよ。「箱」をモチーフにしたミュージアム・グッズを何種類も作って、どんどん売りましょう。砂丘だけじゃない、コナンと鬼太郎だけじゃない、鳥取といえばウォーホル、ウォーホル見るなら鳥取へ。3月末開館予定。楽しみです。