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新! 学校報「泉」 アーカイブ

若葉学習会学校報「泉」 第670号 (2023年4月号) 人工知能を使ってみた感想  永見 靖治

今月の短歌


新学期ドキドキしてるクラス替え
 仲いい人と一緒がいいな

米子校舎 小学6年 
    安宅 結衣



君たち 僕たち① 
米子校舎 高校3年
関 勇翔さん




 毎日のように教務室に数学の質問にやってきている勇翔君。わからない問題をほっておけないそんなまじめな頑張り屋さんです。家ではなかなか集中できないとのことで、ほぼ毎日のように自習室で勉強しています。先日、「鳥取県英語弁論大会」に出場し、見事準優勝。その準優勝のご褒美とかで、ニュージーランドに短期ホームステイに行くとのこと。英語での会話生活が楽しみだそうです。勉強の息抜きはテレビを見ること。ぼーっとしながら見ることで、気持ちをリフレッシュできるそうです。「若葉の先生は質問にも丁寧に答えてくださったり、いろんなアドバイスもしてくださったりと、とても親切でうれしいです。」と笑顔で話してくれました。
 「人の役に立つ仕事がしたいです」という彼の将来の夢は、訪問医療や地域医療ができる総合診療科の医師になること。獣医を目指している友人と一緒によく勉強しているそうです。「そのためにも今以上にもっと勉強を頑張ろうと思います。」と気合い十分。そんな夢に向かって、日々頑張り続ける勇翔君です。
(担当 池渕)

君たち 僕たち② 
高校リターン科
久城 七星さん


 今回紹介する七星さんは、動物が大好きで、家では犬の「ゆず君」と毎日楽しく過ごしています。そんな七星さんですが、四月から岡山の専門学校への進学が決まっています。将来はトリマーになることが目標です。今は一人暮らしに向けた準備が着々と進んでいて、とても忙しそうです。
 クラークに入学して本当に良かったと話す七星さん。その一番の理由は、楽しい友達と先生に出会えたからですと満面の笑顔で語ってくれました。とにかくクラークのことが大好きで、補習日には毎回参加をしていたほどです。落ち込みやすいことがあり、心配する時期もありましたが、卒業式には立派な姿を見せてくれました。小学生の頃は若葉に通っていた七星さん。その小学生の七星さんに授業をしていた私。ずいぶんと成長した姿に思わず涙が出そうになりました。
 「卒業してからもクラークに来てもいいですか?」と最後は逆に質問をされてしまいました。今度来るときは、きっと岡山での話を聞かせてくれることだと思います。
(担当 兼折)

卒業生はいま 

株式会社ウッズカンパニー勤務
  大島 蒼泉 さん     
 
 株式会社ウッズカンパニーは、HINOKIYA住宅やCOCOママなどのブランドを持つ住宅メーカーです。CMをご覧になったことがある方も多いと思います。
 「会社の雰囲気がすごくよかったのと、鳥取県着工棟数工務店ランキング一位という実績で就職を決めました。」
 この会社で大島さんが「お家づくりコンシェルジュ」として勤務し始めてから、もうすぐ二年が経とうとしています。コンシェルジュというのはフランス語で管理人・案内人という意味の単語で、ホテルの宿泊客のためのあらゆる要望に対応する総合世話係といった職務を担う人の職種名称として使われています。現在ではホテル業界だけではなく、様々な業界でサービスをする専門家としてこの名称が使われています。
 家を造る基本から、家の性能についての説明、金融のアドバイス、設計と施工の打ち合わせ、イベントの発案や開催まで、大島さんの仕事は多岐に渡ります。まさにコンシェルジュです。
「一生のうちでも、本当に大きい買い物です。そんな一大イベントを私に任せてもらえる。完成して、引き渡しのとき、どんな暮らしかを想像したり、お客様と話したりするのがとても楽しいです。」
 若葉には小学四年から高校三年まで九年間通った大島さん。小さい体からあふれ出るバイタリティは、社会人になった今でも変わりがありません。いや、むしろ増しているような気がします。
(担当 新庄)

学園ニュース(境港校舎)

今年も志望高校全員合格を達成しました。(境港校舎)

 三月十六日は、県立高校一般入試の合格発表の日でした。今年も高い倍率の中、境港校舎の生徒のみなさんは全員合格という大きな目標を達成いたしました。個性豊かなこの学年とお別れするのは、本当に寂しいですが、この四月からそれぞれの高校で活躍する姿を楽しみにしたいと思っています。
 また三月十八日は、第一回の体験入学が境港校舎で実施されました。教科は、「数学」と「英語」の二教科です。先生と生徒の初めての顔合わせもあって、お互い緊張しましたが、これから若葉の生徒となっていただいたときには、今年の三年生のように全員合格して、笑顔で卒業させたいと思います。新年度のスタートが今から楽しみですね。
(担当 古徳)

職員随想 


人工知能を使ってみた感想

    永見 靖治




 「大山と日本海という言葉を使って、鳥取県を紹介する文章を百字程度で作りなさい」という問題を出題すると、次のような答案がかえってきた。
 「鳥取県は、大山や日本海に囲まれた自然豊かな県です。大山は、県内最高峰であり、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。また、日本海に面しているため、新鮮で美味しい海の幸も楽しめます。県内には、美しい砂丘やパワースポットも多数あり、観光客からも人気の高い地域です」。
 まるで国語の試験に対して誰かが書いた答案のように思えるかもしれない。しかし、驚くべきことに、この答案は、私の出した問題に対して人工知能が生成したものであり、人間のものではない。よくよく見てみると、実によくできた文章である。まず、鳥取県が「大山と日本海に囲まれた」という微妙な表現があるものの、インターネット上のデータベースからデータを抽出した上で、鳥取県、大山、そして日本海の地理的関係を理解している。2つ目は、鳥取県が日本海に面しているという位置関係を理解した上で、新鮮な海の幸があることを知っている。多分、境港のことを暗に指摘しているのだろう。さらに、砂丘などの鳥取県にある観光名所にもふれている。文字数は約百字で30文字ほどオーバーしているが上出来と言わざるを得ない。
 人工知能という言葉は確かに30年以上前から映画などで見たことはあったが、その当時は現実感がまったくなかった。しかし、人工知能が身近なものになり実際に手軽に使うことができるようになるとは、全く夢にも思っていなかった。人工知能の進歩はすさまじく今では対話型の人工知能も本格化している。
 特に最近では、米国のオープン・エー・アイ(OpenAI)が開発した対話型人工知能がメディアなどで話題になっている。オープン・エー・アイは、人工知能に関する研究・開発・展開を行う非営利団体であり、人工知能が人類全体に利益をもたらすことを使命として設立された。あの電気自動車メーカー・テスラのイーロン・マスクが設立者の一人だそうだ。
 さて、これまでのインターネット検索と人工知能では、何が違うのか実際に体感してみた。約30年前にインターネットが普及することによって、何でも検索できるようになった。私たちの生活が劇的に変化した感動を今でも忘れることができない。だが、この対話型人工知能の登場は、その時の衝撃をはるかに越える革新的なものになる予感がする。インターネット検索では、キーワードにヒットしたサイトを読むことで情報を得ることができる。例えば、先生が、「この本を読めばあなたの知りたいことが書いてあるよ」と教えてくれているようなものだ。一方、対話型人工知能の場合は、知りたい答えそれ自体を直接に知ることができる。このインターネット検索と対話型人工知能の違いは圧倒的だ。以前、ガラケーからスマホに移行していったような津波のような社会の変化が起こるかもしれない。
 今日の日経新聞の一面の記事に次のようにある。「製造業が人工知能で研究革新。薬や素材で開発力が10倍効率化。」人工知能の導入・活用の流れは止まらない気がする。この流れが加速すれば、人の仕事の多くが奪われるかもしれない。しかし。人工知能が一〇〇%正しいわけではない。私たちが人工知能を活用するという立場を強く意識して、人間らしい「優しい気持ち」を持てば、きっと良い未来になるはずだ。 

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