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新! 学校報「泉」 アーカイブ

若葉学習会学校報「泉」 第663号 (2022年9月号) うどん引退  鈴木 眞也

今月の短歌


秋の田で茶色のいねの音が鳴る 
 いねかりすると緑が恋しい


米子校舎 小学4年
    志村 丹子



君たち僕たち① 
米子校舎 小学5年
中西 千世さん


 彼女は4年生から若葉に通ってくれています。若葉の体験教室にも参加してくれましたが、その時に算数を担当した職員小西への懐きぶりが強烈に印象に残っています。そのことを彼女に話すと、「小西先生が面白くて、若葉に入ったら楽しそうに思えた!」と語ってくれました。
 そんな彼女は、教員が授業で使うプレゼンソフトのアニメーションに強く関心を示してくれます。簡単な設定で済むことなのですが、彼女はとても面白がってくれるので、こちらもつい調子に乗って設定してしまいます。自分でもiPadでやってみたいと、挑戦してくれたことがありました。後日見せてもらいましたがなかなかの出来でしたよ。
 若葉以外にも複数の習い事で忙しく、完全なオフは火曜日のみです。今はバレーボールと水泳が特に楽しいとのことで、休日にはお母さんが体育館を借りてくれてバレーの練習をしたり、お父さんとジョギングに行ったりすることもあるそうです。そんな両親にとても感謝していると話してくれた千世さんでした。
 (担当 福本)

君たち 僕たち② 
米子校舎 高校1年
堀越 景麒 さん



 4月に「授業の進め方、とても良いと思います。」とメールをくれた堀越君。なんだか上から目線っぽい(笑)けど全く憎めないこの一文を今でもよく覚えています。この4か月の彼の僕からの印象は、頭の切れる好青年です。
 これまでの人生は水泳一色。幼いころは体が弱く、保育園にも半分ほどしか通えていなかったといいます。5歳のときに体を強くするために選んだスポーツが水泳。初めて25m泳ぎ切った時の喜びが忘れられず、十一年たった今も日々の練習に精を出します。
 中学の時にはリレーで中国大会4位の成績を残し、高校生になったこの夏も大会続きで忙しそう。「水泳以外に何か語りたいことはある?」と尋ねると「十一年もやってきましたからね。それ以外は…」という姿がどこか誇らしげで、一つのことを追究した人が持つかっこ良さがありました。
 数学は面白い。英語は好き。物理や生物にも興味がある。将来の野望であるアメリカ進出に向けて、趣味の水泳と勉強どちらも頑張ろう!才気あふれる君に期待しています。
(担当 小西)

卒業生はいま 

境港市役所

  美柑 佑介 さん 
 
 市役所に勤務して5年目の佑介さん。大変な仕事でも頑張れるのは市民の方からの「ありがとう」の言葉だそうです。このひと言が佑介さんの毎日を働く原動力となっています。
 佑介さんは、境港市産業部水産商工課経済交流係に所属しています。前年度までは介護保険の仕事でしたが、今年度から現在の部署となり、国際交流にかかわる仕事となりました。技能実習生として外国から来られた人をサポートする仕事です。今はベトナム人の方が多いという事で、彼らを水産加工や漁獲などの職場で従事できるように援助しています。「ベトナム語は少しはわかるのか」と佑介さんに質問したところ、「実は全然わからないです」と笑い。佑介さんにはベトナム語を勉強してもらって、今後、さらに活躍をしてもらいたいと思います。
 佑介さんが日ごろ感じている社会人としての才力について話してもらいました。一つ目は、コミュニケーション力です。相談相手の困っている事や意見をじっくりと聞く能力です。相手とよくコミュニケーションできてこそ、最善の解決策を提案できると考えています。そして2つ目が、あいさつ力です。様々な場面で、挨拶ができることは社会人として大切なことです。特に「ありがとう」という感謝の気持ちを相手に伝えることは仕事をする上で肝要なことです。最後は、発言に根拠を持つ力です。相手に納得してもらうには法律的な根拠が必要です。佑介さんは、裏付けのある根拠をもって、丁寧に市民に対応できる公務員を目指しています。
(担当 永見)



学園ニュース(境港校舎)

先生は毎日清掃しています。今日は年に数回の大掃除でしたよ〜

 夏期講習の前には、毎年大掃除が行われます。境港校舎でも例外なく、外の庭木やエアコンのフィルターなど日頃なかなかできない箇所を徹底的に整理・掃除をしていきます。今年は、私と美柑先生の二人でやりましたが、やる気を削ぐほどの暑さと湿気が最大の敵でした。掃除が終わった後の炭酸水は、その分何より美味しかったですね(笑)
 境港校舎では、八月上旬から夏期講習がスタートしました。全国的にコロナが流行している中、多くの方が積極的に参加してくれました。少しでも成果がでることを期待しています。
 最後になりましたが、校舎の外の看板が新しくなりました。爽やかなイメージで私も気に入っています。
(担当 古徳)

職員随想 




うどん引退
  
 鈴木 眞也



 うどんが引退すると聞いて、久し振りに鳥取市まで出かけた。コロナ禍で県外へ出るなと言われ、いきおい県内移動が増えたのだが、なかでも最も足繁く通っているのが鳥取市にある猫カフェである。そこを二年ほど前に初めて訪れた時、膝に乗ってきてくれたのがうどんだった。もちろんうどんとは猫の名前だ。十歳くらいの雄。
 うどんは変な顔をしている。動きもなんだか独特だ。でも可愛い。人懐っこくて、よく膝に乗ってくる。そして寝る。乗られた客は動けなくなるのだが、それが猫カフェでの最高のひとときである。決して追いかけてはいけない。向こうからやってくるのをひたすら待つのだ。
 以前は岩合光昭の番組などを見て、このオッサンやたら猫にもてるな、この猫たらしめ、などと嫉妬していたが、自分もどちらかというと猫にもてる方であることがこのカフェにきてから判明した。一時間ほどいて一匹も抱っこできない人もいるようなのだが、自分の場合、ほぼ確実にだれかが膝に乗ってくる。
 五十過ぎたオッサンが猫に乗られてデレデレしている姿は、決して見た目のいいものではないのだが、この場所でだけは許される。というよりもむしろ羨望の眼差しが向けられる。生きていてよかった。それにしても、どういう躾をすればこんなに人間の膝に乗りたがるようになるのだろう。いつか店主に聞いてみたい。
 実はうちにも昨年から猫が二匹いて、もはや自宅が自分専用猫カフェ状態なのだが、そこはやはり飼い主としての意識というか、この子たちを守らなければという責任感のようなものが邪魔をして、猫カフェにいる時ほどリラックスできていない気がする。きれいな奥様と可愛いお子様をお持ちの旦那様が、わざわざ夜の街にお出かけになって癒しを求められるのと同じようなものだろうか。
 ともかく、うちの猫たちは甘えることはあっても、自分から膝に乗ってくることはあまりない。その瞬間、自分が一番快適と思える場所で、二匹とも勝手に寝ている。それはどうやら飼い主の膝の上ではないらしい。もっと寒い時期には、寝床に入ってくることはあったが。
 二匹ともまだ一歳にもならない子猫だったので、なかなか家で留守番をさせる気にもならず、例の猫カフェもしばらくご無沙汰していたが、うどん引退の報を受け、これは是非会っておかなければと思い、休日にいざ鳥取市へ。
 同じようなことを考える人は案外多かったようで、カフェはいつになく混雑。主役のうどんは隅っこで寝ている。ちょっとやせた? この前きた時は、いたずら盛りの子猫に追いかけられて逃げていたけれど、病気でもした? 大丈夫?
 今回は自分から膝にはきてくれなかったが、引退前に会えてよかった、これからは店主の自宅でのんびりと過ごすんだよ、と喜んでいたら、完全引退はもう少し先だったようで、その後も結構な頻度でカフェに「出勤」されているご様子。店主の自宅には、同じエキゾチックショートヘアの子猫がすでにスタンバイしていて、その子がデビューするまではお店に通うみたい。
 家に帰ると、半日ほど留守番をしていた二匹が、服や靴下についた他の猫の匂いをしきりに嗅いでくる。ごめんね、ちょっと浮気してきたんだ。うどん兄さんにどうしても挨拶しておかなきゃならなくて。お疲れ様でした。そしてありがとう。

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