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新! 学校報「泉」 アーカイブ

若葉学習会学校報「泉」 第659号 (2022年5月号) 76年と10ヶ月 板見 拓史

今月の短歌


空高く元気におよぐこいのぼり
 黒、赤、青と 親子そろって


米子校舎 中学2年 才木 鈴



君たち僕たち① 
境港校舎 中学2年
森山 諒一さん


 今年度も境港校舎には、優秀な生徒がたくさん通っていますが、その中の一人が中学二年生の森山諒一くんです。
 昨年の中学校の定期テストでは安定して5位以内。今年は480点以上を取ることを目標に学年一位を目指したいとのこと。もちろん米子東に入ることが最終目標です。
 今彼が夢中になっているものは、バドミントン。部活動だけではなく、クラブチームでも夜の十時まで練習することもあるそうです。塾との両立も大変そうですが、成績も落とさず努力している姿には感嘆の一言です。ここまでストイックに頑張っているとストレスもたまりそうですが、そこはオンラインゲームをしながら上手く息抜きができているそうです。中学生らしさがそこに表れているようで、少し安心します(笑)
 最近嬉しかったマイニュースを聞くと、「学校のクラスメイトと担任の先生が最高でした!」と答えてくれました。塾でも楽しそうに友だちと話している様子を見かけますが、学校でも充実した生活が今年も始まりそうですね。
(担当 古徳)

君たち 僕たち② 
米子校舎 高校3年
潮 愛莉咲さん


  勉強も部活も何事にも全力で頑張る愛莉咲さん。東高ではバスケットボール部に所属し、身長を活かしてセンターを任されているそうです。また、妹さんの帆乃香さんも東高に合格され、若葉に通ってくれています。
 若葉には高校1年から通っている彼女ですが、高校2年からは若葉の授業の予習復習を重視して勉強するようにしたら、学校の授業も分かりやすくなり、模試の成績もずいぶん上がっていき、勉強に対する姿勢も変わってきました。医療関係の仕事に就きたいという将来の目標も明確になってきたそうです。
 また、彼女は英語だけでなく他の言語も興味があるそうです。今の時点では、韓国語はドラマも字幕なしで理解できるし、日常生活程度のことならほとんどのことが出来るそうです。
 一言も聞き逃すまいという真剣さが彼女の表情からもひしひしと伝わる今日この頃、大学入試までには辛いことが多々あると思うけど、君の夢を実現させるために一緒に頑張ろうね!
(担当 美柑)
卒業生はいま 

株式会社フェイスグループ

  福田 英道さん 
 
 彼はクラーク高校在学中からアップル製品には目がなく、ほぼ全ての製品を所持していたのではないでしょうか。アイフォンについては新製品が発表されるたびに買い替えるほどで、卒業後は携帯電話ショップで働きたいという希望をもっていました。難航した就職活動の末、どうにか内定をいただき、米子市内の店舗に勤務しています。
 彼がクラークを卒業したのが去年の三月。その三月末に、購入したばかりの車を見せに来てくれた以来のはずなので、会うのはほぼ一年ぶり。社会人として過ごした一年間でどれだけ変わったのか、それともあまり変わっていないのか楽しみでした。
 入社して三ヶ月以内に業務内容を全て覚えなければならなかったそうで、その時は大変だったとか。接客業なので、土日祝日はお休みというわけにはいきません。でも、その月の土日祝日と同じ日数の休日はあるとのこと。また、資格を取得すればそれが給与に反映されるそうで、頑張りがいはあると語ってくれました。この日は仕事着でしたが、名札の上に資格保有者であることを示すバッジを着けていました。五月にも別の資格試験が控えているそうで、仕事をしながら勉強にも追われているようです。
 この一年間で遊ぶ元気はだいぶなくなったということでしたが、次の日に仕事があっても仕事終わりに遠方まで遊びに行くことも珍しくないとか。その他にも、突拍子もない行動をするところは変わっていないことに呆れたり安心したりする取材となりました。
(担当 福本)

学園ニュース(クラーク記念国際高校米子キャンパス)

クラークの体育は記録より気持ちよく体を動かすことが目的です。

 クラーク高校の体育の授業は月一回。毎年その一回目にはスポーツテストが実施されます。今回は約三十名の生徒と教員が、四月十五日(金)に米子市民体育館へバス二台で出かけました。
 種目は、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、五十メートル走、立ち幅とび、ハンドボール投げの七つ。普段あまり運動をしていない生徒が多く、全体的にあまり成績はよくないようでしたが、写真を見る限りはそれなりに楽しそうですね。どちらかと言うと生徒よりも教員の方が楽しそう(笑)。生徒以上に運動不足な教員にとっては、久しぶりに体を動かすよい機会になったようです。
 来月の予定はバレーボール。暑さも加わって、いい汗がかけるといいですね。
(担当 鈴木)

職員随想 




76年と10ヶ月
  板見 拓史




 76年と10ヶ月、皆さんは、この数字が何を表しているのか分かるでしょうか?急にこのような中途半端な数字について聞かれても返答に困るかもしれませんね。世界各国の統計データに詳しい人なら、「76年10ヶ月?アメリカ人の平均寿命がだいたいそのくらいだったかな?」と答えるかもしれません。最新のデータでは、コロナの影響もあり、前年より1・8年短くなり、ちょうど77年のようです。2ヶ月オーバーです。惜しいですが、平均寿命に関しての数字ではありません。宇宙や星に興味がある人は、「天王星やハレー彗星の公転周期がそのくらいだったかな?」と答えるかもしれませんね。天王星の公転周期は84年と3ヶ月なので大きくオーバーしますが、ハレー彗星の公転周期は75年と4ヶ月とこれまた惜しい数字です。しかし、残念ながら天体の公転周期に関する数字でもありません。また、多くの人が「太平洋戦争が終わってから現在までの年月ではないかな?」と答えるかもしれませんね。2022年4月現在では、終戦から76年と8ヶ月が経っています。惜しいですが2ヶ月足りません。果たして、76年10ヶ月というのは、いったい何を表している数字なのでしょうか?
 正解は、1868年10月23日に元号が「明治」に変わってから、1945年8月15日に太平洋戦争が終戦するまでの年
月です。もっと簡単に言うと日本の歴史において「近代」と呼ばれる期間がだいたいこのくらいの年月になります。「近代」といえば、明治維新から始まり、日清戦争、日露戦争、大正デモクラシー、第一次世界大戦、世界恐慌、第二次世界大戦と非常に密度の濃い激動の時代です。そのため、歴史の教科書にも多くのページが割かれていて、覚えるのに苦労する所ではないでしょうか。
 「近代」の次の時代区分を「現代」と言います。「現代」の定義は、各国で大きく異なっており、ベトナムでは、ベトナム戦争が終わり南北ベトナムが統一して以降をヨーロッパでは、東欧革命、東西ドイツの統一、ソ連崩壊以降を「現代」とすることが多いようです。日本では、第二次世界大戦が終了してから今現在までを「現代」としています。先ほど言った通り、終戦から現在までが76年8ヶ月ですから、2ヶ月後の2022年6月には、「現代」の期間が76年10ヶ月になり、明治から終戦までの年月に並びます。「近代」は、外国との戦争だけでなく、戊辰戦争、西南戦争等の内戦もあり、多くの命が失われた時代でした。その一方、「現代」の日本は、「近代」とほぼ同じ年月であるにも関わらず、幸い一度も戦争が行われていない平和な時代です。ロシアのウクライナ侵攻のニュースを見る度に、恵まれた時代、場所に生まれたなと思わされます。
 最後に、元号が明治に変わった1868年から76年10ヶ月毎、昔に遡って1792年、1715年、1638年に何があったのか見ていきましょう。1792年は松平定信が寛政の改革を行っています。次の年には解任されてしまいます。1715年は、享保の改革が行われる前年です。1638年は、島原の乱が起きています。島原の乱から戊辰戦争までの期間はなんと76年10ヶ月の約3倍です。江戸時代の戦争の少なさには、本当に感心させられます。「現代」も江戸時代に負けないくらい、100年、200年と戦争のない時代になることを願っています。

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